英語よもやま

多言語話者へのあこがれ

多言語話者へのあこがれは、30年以上昔から持っていました。

私は高校卒業後の18歳から独学で英語を勉強し始めましたが、英語だけをただひたすら勉強していると飽きてくるし、なかなか身につかない気がして焦ってしまいます。

そんな時に、フランス語やスペイン語、ドイツ語、イタリア語、中国語などを勉強すると、本当にちんぷんかんぷんで、脳内が虚無になります。

真っ白…チーン

そんな時、先ほど煮詰まっていた英語の参考書を開くと、なんだかすらすら理解できる(気がする)。

そういう風に、英語のモチベーションを保つために、ほかの言語を利用していました。

そしてもうひとつ、ほかの外国語は日本語からフランス語、ではなく、英語からフランス語、というふうに学びたい、と思っていました。

英語は私の主軸であったので、英語から離れて他の言語を学ぶ気はなく、そのためには英語を媒介として外国語を取り込まなければいけない、と思っていたので。

とまあ、そういいながらも、英語の勉強すらなかなかままならない時代が過ぎ去り、今あれほど燃えたフランス語やスペイン語もほとんど覚えていない悲しい有様です。

ほんとうに、言語学習とは、かくも悲しきものでしょうか。

なまけものの私は、何に人生の若いころを費やしたのかわかりもしない結果となってしまいました。

ですが、

昨今のAI技術の進歩により、言語学習アプリの精度も日に日に上がっております。

そろそろTimのような多言語話者に私もなれるのでは、、、と40代も後半になってきて、あらたな希望を持ち始めています。

今回動画に選んだTimがTED TALKで話した、多言語話者になるために、は、内容もさることながら、Timの話術に感嘆しました。

2014年、若く聡明な若者であったTimのそれから8年後のYotubeがありました。

1時間以上ある長い動画なので、本気で興味がある方(研究者とか?)用、ということで。

私は20分、TEDタイムで挫折しました。

しかしインターネットで、生きた英語やその他多言語が好きなだけ浴びられるいい時代になりましたね!

私が英語を勉強し始めたころは、インターネットは、「ピボーピンピンピン…」と通信音が鳴るのを聞く時代だったので、リスニングの教材には映画のレンタルビデオ(本当にビデオ、VHSです)で5本1000円を借りてきて、テレビデオの画面下をガムテープで隠して字幕を無意識にも読めないように改造(?)してから映画をずっと見る、というものでした。

その時はノートとシャーペン片手に鑑賞し、知らない単語や使えそうなフレーズが出たらストップしてメモる、が定石です。

懐かしいですね。

今の時代は、ストップはもちろん、リピートも倍速も字幕のON・OFFも、なんでもついてて充実していてうれしいです。

と思っていたら、AIの発達により、私が数十年を費やした「英語学習」すら不必要になる時代が到来とか。

テクノロジーの進歩には勝てません。

ならばいっそ、翻訳こんにゃくバリの高性能のAI翻訳機が出た暁には、並んででも買ってやろうかしら、ともくろんでいます。

Ms. Smith

TOEIC985、英検1級。 現在はIELT研究中。 活字中毒。Kindleの中にはざっと3000冊(ほぼ漫画)。 イギリス夫といなかで翻訳業を営んでおります。